奥州街道に向う忠敬たち測量隊の一行は、千住で知合いの見送りを 受けました。ここで人足三人、馬二頭を加えます。
北へ北へと歩いて自らの歩幅で距離を測ります。そのスピードは一
。
出発して21日目(5月10日)に本州の最北端に到着、蝦夷地へ 渡るのと、箱館にて出発に時間がかかり、蝦夷地の測量を始めたのが同月2 9日でした。
ここからの足跡はだいぶ省略します。千住に帰り着いたのが180 日後の10月21日。11月上旬から地図の作成に入り、12月2 1日には役所に提出しています。江戸に帰ってちょうど2ヶ月、 仕事が早いですね。
出発して21日目(5月10日)に本州の最北端に到着、蝦夷地へ
ここからの足跡はだいぶ省略します。千住に帰り着いたのが180
幕府は提出された地図の出来映えを見て驚嘆、至時も、同門で同僚の間重富に、「こ
これを最初に、忠敬は幕府の命を受け全部で10回、15年に渡り日本全国を測量するこ
地球の360分の1、1度の距離については、第一次測量で27里
師弟を喜ばせたのが第四次測量が終わった後のこと。至時はオ
これまでの苦労を想い、二人は喜びと合いますが、翌年の文化元年
至時の死後も話は続きます。