一日書くのを休んでしまいました。豊島氏について語ろうとすると、ここから練馬方面に移らないといけないのですが、王子近辺には雰囲気の良い場所が多いので、それを紹介してからにするか、豊島区にこだわるか・・ 結果前者を選びました。といっても2回ほどですが。
まずは王子稲荷神社。関東八州の稲荷の総社です。(総本山は伏見稲荷大社ですね)
「王子の狐火」の民話が伝わっています。
毎年大みそかの夜になると、関八州の狐が榎の樹の下に集合し、正装して王子稲荷に参殿し、官位を求めたといいます。(そういえば、各地にある稲荷神社ののぼりに「正一位」などと官位が書かれているのはそこで得た官位なのかも) その際の狐火の行列が目を引くもので、近郷の農民はその数を数えて翌年の豊凶を占った、というものです。
次回は、落語「王子の狐」を紹介しつつ、「音無川親水公園」を紹介します。