おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

菖蒲 must go on 2

堀切菖蒲園駅までは、小岩菖蒲園最寄りの江戸川駅から、京成上野行き各駅停車で5駅、12分〜20分くらい。バラツキがあるのは、途中特急などの通過待ちの関係です。
駅を降りて10分くらい南西に歩きますが、通常の標識以外にも、この時期はあちこちに案内看板が立っているので迷うことはないでしょう。

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こういう看板が先々にあるので、迷うことはありません

途中、十二支神(十二神将ではない)や七福神の石像なども見ながら進みます。

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他にはあまり見られない十二支の神像です

遊歩道では紫陽花の花も楽しめ、園に着くまでの約10分、歩いている時間は短く感じられるのではないでしょうか。紫陽花は、菖蒲というメインディッシュの前菜の役割も果たしています。

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道の両脇に紫陽花が

菖蒲園は9時から17時まで 無料の庭園ですが、入口管理棟に堀切菖蒲園のパンフレットが置かれています。このパンフレットは、都の有料庭園(小石川後楽園浜離宮公園など)で配布しているのと同じ形式のもので(堀切菖蒲園葛飾区立の庭園です)、「本当にここ、無料で入っていいんだろうか?」などと思ってしまいます。

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入ってすぐ左側にある管理棟で、パンフレットを貰って入りましょう

ここで見られる菖蒲は200種6,000本。小岩菖蒲園に本数では劣るものの、品種は都内随一。100M四方に満たないくらい公園に、十四の菖蒲田と、その間をぬう鑑賞のための小道は「見せ方を知っている」。菖蒲に関する案内も園内に点在していて、案内板を見ながら菖蒲を鑑賞すると、それだけで菖蒲通になった気がしてきます。

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石灯籠や松や柳の木など、菖蒲を際立たせる脇役も存在感があります

菖蒲の前には品種名と江戸系などの系列を記した木札が立てられているので、気に入った品種の名前を覚えて、他の菖蒲園でも探してみてはいかがでしょう。

次回以降、あと3園、お薦めの公園をご紹介します。