おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

山は流れてどこどこ行くの

ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。

さて、首都圏のローカル線、流山鉄道のお話です。前回ご紹介した「北小金」駅のある常磐線で二駅南、東京(上野)側に行ったところにある「馬橋(まばし)」が流鉄と連絡しています。ここを起点として、流山駅までの5.7kmを走ります。

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起点となる「馬橋」駅

駅数は全部で6つ。乗るとき改札に人がおらず、Suicaで精算できると思っていたのですが、入口で切符を買わないといけないのでした。(降りるときに駅員さんに指摘され、現金で支払いました(>_<))

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車内の路線図 地元密着の雰囲気です

車両の写真などは次回以降にするとして、流山は江戸時代には利根川運河や江戸川の舟運で栄えた町です。当時の町の中心地は、路線図でいうと平和台~流山のあたりなので、平和台で降車し、周辺を散策しました。

流山には名の知れた寺社がいくつもあるのですが、最初は赤城神社を紹介します。平和台駅から歩いて10分弱で到着しますが、まず目に入るのが注連縄。

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赤城神社の注連縄

上の写真、注連縄をまとめるように縦に巻かれている綱が、綱引きに使うようなレベルの太さなので、本体の太さがわかると思います。長さ10M、直径は4センチの太い縄を3本より合わせているのでまとめて1mくらいでしょうか、重さは500キロあるそうです。毎年10月に、地元の氏子の皆さんなど約300人が藁を打って縄を綯い、この大きさのものを作っています。

鳥居をくぐった先に階段があり、登ると本殿でお参りします。

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森に囲まれた階段の上に本殿が・・

この約15mくらいの高さの小山が、「流山」の地名の由来となっているのですが、この話は次回に。