おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

明日に架ける蓮3

午前中にしか花が見られないと、早起きして出かけるしかないですが、場所によっては早すぎるとまだ開園していないところもあるので注意が必要です。(この時期早朝から開園するところもありますが)
23区内で、かつ早朝から観察が可能なのは、上野不忍池葛飾水元公園でしょうか。ここでは水元公園をご紹介します。
常磐線あるいは京成金町線金町駅が最寄り駅ですが、駅からバスは出ているものの、早朝では運行されていないので、車での来園をおすすめします。車のない方は行きのみ徒歩で、帰りは駅までバスが良いのではないでしょうか。(公園自体広大なので、中だけでも相当歩きます。またこの時期10時以降に暑い街中を歩くのはお勧めしません)

水元公園 蓮池全景 2020年7月28日 ハスは終わりかけでした

菖蒲の名所としても知られる水元公園ですが、この時期はハスも睡蓮も楽しむことができますし、さらには葛飾区金魚展示場もあり(開園は9時から)動植物両方で癒やされます。ご紹介した写真は2020年7月28日のもので、ご覧の通り咲いているハスも3日目くらいのや、散った花びらを葉が受け止めているような時期でした。

花托の周囲が緑がかり、花弁が開き切っています

その意味では来週あたりが見頃なのではないでしょうか。(年ごとのバラツキはあると思いますが)
ちなみに金魚展示場は、金魚の歴史を書こうと写真は残してあったのですが、いまだに紹介に至っていません。「江戸前金魚」と呼ばれている江戸錦や江戸茜などの品種が 24種類、約1000匹飼育されていて、ここだけでも見る価値があります。

タタキ池とよばれる金魚育成用の池が40面以上並んでいます

早朝の水辺を歩きながら、蓮と睡蓮を楽しみ、9時になったら金魚を鑑賞する、というようなスケジュールがお薦めです。

水元公園の紹介は以上ですが、次回以降もハスの名所をご紹介していきます。