おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

2021-12-05から1日間の記事一覧

落語あれば座り4

烏亭焉馬(うてい・えんば)は代々続く大工の棟梁の家に生まれ、本業の傍ら狂歌師、戯作者・浄瑠璃作家としても活躍しました。狂歌師としてのペンネーム?は「鑿釿言墨曲尺(のみのちょうなごんすみかね)」。これは本業が大工であることから、大工道具のノ…

落語あれば座り3

江戸では大坂と同じ時代に鹿野武佐衛門が出て、諸家に招かれて噺をする他、現在の八重洲近辺で小屋を設けて興行を行ったとして伝えられています。それにより武佐衛門は「江戸落語の祖」とも言われているのですが、彼の後、いったんは江戸での落語は勢いを失…