花色の風合いの違いについて、あと少しお付き合いください。
花びらの縁の部分に、地の色と異なる色の縁取りの入ったように見えるのを「覆輪(ふくりん)といいます。
また、覆輪の中でも幅が細く、糸のように周辺を覆っている覆輪は、覆輪の中でも区別して「糸覆輪」と呼んでいます。
この項の3で花びら(外花被・内花被等)の数による分類(三英・六英・八重・多弁)
について説明、その後、花の色合いや模様について今回まで述べてきました。
次回は、咲き方での区別をお話しし、花菖蒲を区別する用語の締めくくりにしたいと思います。