おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

聖地・張切り Show View 宴5

前回、着物のような風合い、という表現をしましたが、菖蒲の花被の模様、というか「表情」といった方が適切だと思いますが、和服の生地を思わせるものがあります。

花被を布地と考えて、さっと別の色を刷毛やスプレーでつけたような表情を「絞り」と呼んでいます。「砂子」が点描の表現なのに比べ、細かな線がいくつも入る感じでしょうか。

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鳳凰冠」三英 垂れ咲き 白地に紅紫の絞り 糸覆輪(次回説明します)

もっとはっきりした線、例えば淡い色の地に濃い色の線が入ったものを「脈入り」と呼びます。

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「加茂万里」脈があまりはっきり撮れていませんね・・

逆に、濃い色の地に白い筋が入ったものは、そのものズバリで「白すじ」と呼ばれます。

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   「初紅」じゃないかと思うのですが、花が垂れていなくて違うかも

本日も写真ばかりで場所をとって、あまり説明が進みませんでしたm(__)m

この続きはまた次回に