前回、着物のような風合い、という表現をしましたが、菖蒲の花被の模様、というか「表情」といった方が適切だと思いますが、和服の生地を思わせるものがあります。
花被を布地と考えて、さっと別の色を刷毛やスプレーでつけたような表情を「絞り」と呼んでいます。「砂子」が点描の表現なのに比べ、細かな線がいくつも入る感じでしょうか。
もっとはっきりした線、例えば淡い色の地に濃い色の線が入ったものを「脈入り」と呼びます。
逆に、濃い色の地に白い筋が入ったものは、そのものズバリで「白すじ」と呼ばれます。
「初紅」じゃないかと思うのですが、花が垂れていなくて違うかも
本日も写真ばかりで場所をとって、あまり説明が進みませんでしたm(__)m
この続きはまた次回に