本土寺は北小金駅の北側にある名刹ですが、南側にも「東漸寺」があります。関東十八壇林に数えられた浄土宗の歴史あるお寺です。
「東漸寺」
西に長く伸びた参道は、本堂まで行きつくのに約200Mはあるでしょうか。
最初に「東漸寺」の名前の入った提灯が下げられている総門、その先に山門、中雀門と三つの門の先には、正面に本堂、左手に観音堂。
見上げると樹々から伸びた枝葉が空を隠していて昼間
この日は雨上がりだったので、尚更に名刹の雰囲気を醸し出していました。
同じ北小金の名刹でも、本土寺の方が何かと目立つ存在なのですが、春の桜、秋の紅葉の時期は勝るとも劣らない絶景が見られます。(本当は紅葉の時期にご紹介したかったお寺ですが・・)
一枚手元の写真でご紹介しておきましょう。
前々回、宿場町として栄えた小金宿の面影を残す建物が、更に7分ほど南に進むと、「旅籠玉屋」が。現在は民家なので公開はされていませんが、往時の雰囲気が残ります。
あまり歴史的な価値が知られていない北小金駅周辺ですが、是非一度足を延ばしていただきたい街並みです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。