おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

(菖蒲の)時は今、雨がしたしる水無月かな

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。

浅間山の噴火の話、思ったより長くなり、気づいたら春のバラの時期がほぼ終わってしまいました。京成バラ園などで色々写真は撮ってあったのですが、ご紹介はまた別の機会にしたいと思います。

ちょうど一年前、このブログではほぼ半月花菖蒲を取りあげましたが、その時ご紹介しなかった潮来あやめ園と佐原のあやめパークをとりあげます。(それらについての写真は昨年のものです)

tadakaka-munoh.hatenablog.comその前に、昨日(5月28に)堀切菖蒲園とすぐそばの堀切水辺公園、小岩菖蒲園に行ってきましたが、いずれも咲き始めで、見頃は一二週間後になりそうです。

咲いている菖蒲の横や奥に、多くのつぼみが見られます(堀切菖蒲園

是非この機会に都内の花菖蒲をご覧いただきたいと思います。そこで花菖蒲の魅力を知ってから、今度は水郷のあやめを楽しんでいただければ、と思います。

「水郷のあやめ」と書きましたが、このあやめ、実際は花菖蒲のことです。

花菖蒲とあやめ、カキツバタの違い

これについては、堀切菖蒲園内の案内板にわかりやすく解説されていました。あやめは乾いた土壌に育つので、潮来のような水辺にはあやめは育たないのですが、この三つは昔からよく混同されていて、まさに「いずれがあやめかカキツバタ」。昔からそういい現わされてきたので、今さら「花菖蒲園」「花菖蒲パーク」でもないでしょう。

潮来と佐原、茨城県と千葉県に分かれてはいますが、県境は利根川(正確には常陸利根川)。川を隔てて北側が潮来、南が佐原で、距離も4KM足らずですから、いっぺんに二か所で花菖蒲を楽しむことが可能です。広さ(小岩菖蒲園は十分広いですが)と花菖蒲をとりまく周りの雰囲気が都内とはずいぶん異なるので、次回はそうしたところもご紹介できればと思います。