おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

桜、咲くに見惚れる5

ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。

前回、八代将軍吉宗の時代に飛鳥山に桜を植えた、という話をしましたが、飛鳥山という山はどこにあるのでしょう?「飛鳥山公園」が王寺駅の西側にあります。現在でもソメイヨシノを中心に約650本の桜が植えられていますが、江戸時代にはその約2倍、1270本の桜(この時期の桜は山桜が中心)が植えられていたようです。上野と並んで花見の名所として賑わいました。

「山」とはいっても、標高25.4メートル、という丘のような公園です。

手元に飛鳥山の桜の写真が見当たらないので、近くにある七社神社の2種類の桜をご紹介します。

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七社神社(桜の時期ではありません)

社殿に向かって左に御衣黄(ぎょいこう)、右に福禄寿が向かい合って植えられています。御衣黄は、咲き始めは緑ががった花が、日を追って朱に染まっていきます。

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御衣黄

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御衣黄② 「七社神社」の社殿が後ろに

福禄寿は鮮やかな桃色の重厚な八重桜です。

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福禄寿

昨年以前の手持ちの写真でご紹介しましたが、これらの桜はソメイヨシノに比べて開花が遅い(ソメイヨシノ御衣黄⇒福禄寿)ので、まだしばらくは見頃かもしれません。

明日は、染井霊園に隣接した勝林寺をご紹介します。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。