おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

はんじょう 頼んまっせ 天(地)神 揃う4

日本一長い商店街で知られる「天神橋筋商店街」は、大阪メトロ「天神橋筋六丁目」あたりを北端として、北から六丁目~五、四、三、二、一と南に続きます。大阪天満宮の西あたりが二丁目でさらに南の一丁目、東西の「鳥居筋」と交わるところが南端です。

堺筋に向け大阪天満宮の鳥居があるのが「鳥居筋」 商店街の南端です

商店街と平行に堺筋が走り、駅で北端の「天神橋筋商店街」→「扇町」→「南森町」ここは天満宮より北にある駅なので次の「北浜」駅の途中まで約2.6㎞の長さを誇ります。

その商店街の三丁目にある「たまいち土居陶器」のご主人であり商店街会長の土居年樹さんと三枝会長が会ったのは平成十六年(2004)1月のことでした。

土居さんは昭和五十六年(1981)に仲間と共に日本初の商店街立「てんさんカルチャーセンター」を開設しています。これは空き店舗を利用したフリーペースで情報発信し商店街の活性化につなげていこうというもので、この時期からそうした視点をもち、斬新なアイディアで「街活かし 」活動を展開されてきた方です。

南北2.6Kmの長さ 日本一長い商店街です

繁昌亭のHPの文章では、初回の会見で土居会長が、

落語の寄席の場所を探してはるらしいでんな、いろんな商店街を見て回ってると聞きましたが、商店街にあんまり人が通ってまへんやろ?

と笑った後、いろいろ話が進んだようになっていますが、新聞で書かれた記事はちょっと違っていて、以下その部分を抜粋します。

小さな寄席のための店舗を探す三枝と、04年1月、喫茶店で会った。三枝は言葉を選んで商店街の活性化についても語った。「きまじめで繊細、一緒にやれそうや」。土居は真剣に考えた。

そこで土居さんの頭に浮かんだのが、天神橋の中心でありシンボルでもあった大阪天満宮でした。

天神さんに相談してみたらどやろか・・

落語協会と地元商店街の会長、さらに新たな人物が加わり、話は続きます。