おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

山は流れてどこどこ行くの7

流山鉄道の終点、「流山」駅の一つ手前、「平和台」からわずか500Mほどの間に、ご紹介したような場所が並んでいるのですが、順番的には近藤勇陣屋跡なのですが、先にそのすぐ横にある閻魔堂をご紹介します。

普通、閻魔堂というと○○寺の境内にあるものですが、いきなり「閻魔堂」の看板が目に入ります。

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お寺の名前を出すわけでなく「閻魔堂」と

安永五年というと、「解体新書」が発行された二年後ですが、お堂というよりは民家の一室に安置されているような感じでした。

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閻魔堂安置の閻魔さま ガラス越しですがなかなかきれいに撮れました

また、境内の墓地には、天保六花撰の内の二人、金子市之丞と三千歳の墓もありますが、こちらは五月に小塚原回向院をご紹介する際に触れましたね。

あと、流山でご紹介しておきたいのが、流山浅間神社

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これだけだとよくある普通の神社ですが、裏に回ると・・

浅間社の境内に富士塚が作られているのをしばしば見かけますが、普段から(富士塚には山開きの日しか登れないものもあります)頂上まで登ることのできる富士塚としては、登るのにスリルを感じる小山です。

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富士塚案内板 「怪我や事故等については、責任は負えません」

高さでいえば、ここよりも高い富士塚は少なくないと思いますが、かなりの勾配があって、登山道も狭いので、手も使いながらでないと頂上まで登ることができません。

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結構な急勾配です

なんとか頂上までたどりつき(そんなに時間がかかるわけではないです)、頂上からの写真がこちら

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頂上から神社本殿を眺めた写真です

パワースポットだそうなので、流山に立ち寄られた際は、自己責任で是非チャレンジしてみてください。

次回からはいよいよ流山での近藤勇について取り上げます。