昨日、三菱一号美術館で開催されている「三菱の至宝展」に行ってきました。
三菱創業150周年記念の特別展で、本来は昨年開催予定だったのが、コロナ禍で一年延期され、現在開催されているものです。目玉は、上の「の」の字のところに写真がある「曜変天目茶碗」(国宝)ですが、それと今回見たかったのが、19世紀半ばにオランダで出版されたシーボルト著「日本植物誌」原書です。
6月半ばに、シーボルトと紫陽花の話をご紹介しましたが、展示されているのが、まさにそのページでした。そのページを表紙にしたノートがグッズとして売られていたので、図版と一緒にこのノートも買いました。(曜変天目茶碗のクリアファイルも・・)
その写真がこれです。
HYDRANGEA(アジサイのギリシア語)の右にOtaksaの文字がありました。長崎での恋人「お滝さん」です。図版の解説の文章には紫陽花とOtaksaの話は紹介されていなかったので、ご覧になったお客さんでこの部分に気づく方は多くないかも知れません。
このページは期間内の前半のみの展示で、後半は別のページが展示されるようなので、ご覧になる方は、展示入れ替えまでにどうぞ。