おっさんの街歩き(忠敬に憧れて)

首都圏周辺の見て歩きや気になった本やドラマなどについて語ります

(菖蒲の)時は今、雨がしたしる水無月かな5

「水郷佐原あやめパーク」は「潮来あやめ園」からは約3.5KM、車だと10分程度で移動できる距離です。さっきGoogleで調べたら、本日行かれた方が、「満開にはまだまだ、といったところ」と書かれていました。ちなみに今日の小岩菖蒲園もつぼみはたくさん出ているものの、花開いているのはわずかでした。どちらもこれからが見ごろになりそうです。

20220605 小岩菖蒲園 つぼみと開きかけの花がちらほら

一方、堀切菖蒲園、じょうぶ沼公園は見頃を迎えています。たいして距離も違わないのに。この差は何からきているのでしょうか?水温・水質管理などかな?

20220605 堀切菖蒲園 「宇宙」「霓裳羽衣」などの菖翁花も見ごろです

20220605 北綾瀬のしょうぶ沼公園 駅近くで行きやすい!

すっかり佐原の話から外れてしまいましたが、潮来も佐原も見頃はまだ先のようで、まだまだ間に合う、と申し上げたかった訳です。

「水郷佐原あやめパーク」には400品種150万本の花菖蒲が咲き誇ります。広さは8ha、「潮来あやめ園」1.3haで500品種100万本なので、この二か所を巡ると200万本以上の花菖蒲づくしの一日が味わえます。菖蒲に関する説明に関しては、堀切菖蒲園内の案内板などが充実しているので、堀切で基礎知識を頭に入れた後、潮来・佐原に行くことをお薦めします。(いきなり100万本以上の花菖蒲に出くわすと、菖蒲に酔ってしまうかもしれません)

佐原あやめパーク 昨年6月5日撮影

潮来でも「ろ漕ぎ舟遊覧」が出来ることをご紹介しましたが、あやめ園内に水路はありません。一方、佐原はパーク内に水路(島や橋も)が造られているため、園内を船で周遊することもできます。(私は乗りませんでしたが・・)

舟から眺める菖蒲もきっと格別でしょう! 昨年6月5日撮影

また、昨年訪れた際には、園内での結婚式にも遭遇しました。

嫁入り船と菖蒲

舟に俵3つが載っていますが、実際の嫁入りは俵の他に、嫁入り道具を入れた長持と角樽を載せるようです。潮来でも同じようにイベントがあるので、休日に行くと、どちらかで遭遇できるのではないでしょうか。(よくよく考えると、これもジューン・ブライドなんですね)

潮来・佐原と、広々とした場所で群生する花菖蒲は、都内で見るのとは違った風情で、見比べていただければ、と思います。今年の花菖蒲についての話はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。

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